イギリスの海外競馬は個性的な場所が多い

団子状態

日本の競馬場もかなり個性が分かれるところですが、小回りか急な坂があるかぐらいの違いであり、直線競馬があるといってもスプリンターにしか関係のない話です。

しかし、イギリスの場合、競馬場によって相当な個性があり、海外競馬の中でも予想がしにくい分野となっています。日本と同じような予想をしてしまうと痛い目を見る可能性があり、相性というものを十分に考えた予想を心がけることが大切です。

王室が運営するところであれば、おにぎりのような三角形のコースになっており、マイルまでのレースはほとんど直線で行われます。コーナーもきつく、日本馬が参戦しても日本人騎手がそもそもそのコースに慣れていないという問題もあります。海外競馬では日本人騎手が不慣れという部分もマイナスの要素となります。あくまでも日本馬が参戦した場合ですが、現地の騎手に乗り替わった方が勝つ確率は上がります。

他にもバックストレッチの直線が緩やかなS字になっているところ、1キロ近く直線が上りというところ、8の字のコースになっているところなど、日本と比べればかなり個性が強いことがわかります。どのコースで強いのかという観点で見てみると、その評価が大きく分かれるところです。